メンタルが改善する3行日記の書き方!3つの方法

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心理学定番の手法「3行日記」とは

3行日記という言葉を聞いたことがありますか?たった3行の日記を書くことで、メンタルを改善し、幸福度を上げる方法があるのです。科学的にも一定の効果が確認されている、心理学では有名な手法です。劇的な改善が期待できるとは言えませんが、とても手軽に実践できる方法です。


お金がかかることでもないので、ぜひ気軽にトライしてみてください!


ただし、その書き方は1つではありません。私が知っている方法をいくつか紹介しますので、自分に合う方法を見つけてみましょう。

基本は寝る前に書く

どの方法でも、寝る前にその日あったことを振り返って日記に書きます。以前紹介したモーニングページは朝に書く方法ですが、こちらは一般的な日記と同じで寝る前に書くんですね。


なぜ寝る前が良いのか、ということにも理由があります。寝る前に日記を書く、という一定の習慣を持つことで、眠りに入りやすくなるためです。3行日記を続けていくうちに、日記を書き終えたから眠ろう、と勝手に体が入眠するよう反応してくれるようになるんですね。

実は毎日書かなくてもOK

日記を続ける最大の障壁は、毎日書くことでしょう。この3行日記も、毎晩書くことを推奨していることが多いです。


ただし、一般的な日記とは違って3行書くだけ。寝る前に3分もあれば十分でしょう。その点では、普通の日記よりもグッとハードルは低く感じますよね。


ただし、週1-3回の方が効果的だと言っている専門家もいます。これは、毎日書くことに慣れてしまうと、メンタル改善の効果が薄まる、と言っています。いずれにしてもたった3行なので、毎日書かなければ、と気合を入れる必要はないということ。まずは無理のない頻度で、余裕のある日から試しに書いてみるのが良いと思います。


その効果は個人差がありますが、数週間〜10週間ほど続けていくと、メンタルの改善が見られるようです。


私もよく自分の思考を文字に書き出しているので、メンタルの改善は良くわかります。どんな感情でも文字に書き出すだけで頭がスッキリして、心が晴れていく感覚を得られます。

書き方はポジティブだけじゃない!3つの方法。

日記なのでその日あったことを思い出しながら書く、と想像できるでしょう。ただし、たった3行。一体何を書けばメンタルが良くなるのでしょうか?


実はその書き方は、1つではありません。これから紹介する方法を試して、自分に合った書き方を見つけるのが良いでしょう。

その日あった良いことを3つ

最初に紹介するのは、その日にあったポジティブなことを3つ記録する方法です。ツイッターを見ていると、この方法をホメ療法と言って、毎日続けている方もいますね。


良かったことが3つもない、と感じる方もいるかもしれません。大丈夫です、どんなに些細なことでも良いのです。

  • 天気が良くて気持ちよかった
  • YouTuberの動画が面白かった
  • すれ違った犬が可愛くて癒された

どんな小さなことでも構いません。それを「振り返る」ことでメンタルが改善し、幸福感が高まる、というメカニズムなのです。


またこの3行日記を繰り返すうちに、ポジティブなことに目を向けやすくなる。その結果、前向きな考え方ができるようになり幸福を感じやすくなる、という方法でもあるのです。

ネガティブ1つ+ポジティブ4つ

次に紹介するのは、その日あったネガティブなこと1つ+ポジティブなこと4つを記録する方法です。厳密には3行日記ではなく5行日記となりますが、それでもさほど時間はかからないでしょう。


書き出す順序は、必ずネガティブから書いて、その後ポジティブなことを4つ書き出して下さい。


先ほどの方法と異なり、わざわざネガティブなことを振り返るのには、理由があります。ネガティブな感情も文字にして吐き出すことで、頭を整理してストレスを減らすことができるのです。私もモーニングページで実践したことがあるので、この感覚はよくわかります。書き出すだけで、なぜかふっとストレスレベルが下がるのです。


また、もう一つ理由があります。それは、ネガティブとの対比で、ポジティブを感じやすくなるためです。ここがまさに、個人差があるポイントだと思います。


一つ前に紹介した方法のように、ポジティブなことばかり書いていても、幸福度が上がる感覚を持てない人はいると思います。心配性であったり、不安になりやすい人は、ポジティブな感情を感じづらいのです。だからこそ、ネガティブの対比があることでポジティブを感じやすくする、というのがこの方法です。例えば

  • 午後は気分が落ちて、何もできなかった。
  • でも、今朝の目覚めは調子が良かった。
  • 朝ごはんをきちんと食べることができた。
  • 明日公園を散歩する予定を立てて楽しみができた。
  • 寝る前には好きなテレビ番組を見ることができた。

といった感じです。ネガティブと比較できることで、ほんの少しだけ出来たことでも、よりポジティブに感じられるんじゃないでしょうか。


また、1つのネガティブを打ち消すため、4つポジティブが用意できる点も良いと思います。

ネガティブ+ポジティブ+明日の目標

こちらはネガティブ1つ、ポジティブ1つに加えて、明日の目標を1つ書き出す方法です。


必ずこの順番、ネガティブ、ポジティブ、明日の目標の順で書き出して下さい。目標というと仰々しいですが、要は明日やりたいことを書けば良いのです。関心を持っていることでも構いません。例えば

  • 明日は一歩でも外出してみよう
  • 見たかった映画について調べてみよう
  • ブログの始め方についてネットで調べてみよう
  • もうすぐ発売される好きなゲームを予約しよう

明日1日の目標ですから、小さな目標でも問題ないのです。明日の目標を書く理由は、未来への意識・ビジョンを持つことです。それを文字にして書くだけで、今日安心して眠れたり、明日集中して取り組めたり、意欲的でポジティブにいられる、というのがこの方法の考え方です。


もし明日できなかったとしたら、それをまた次の日の3行日記に書けばいいのです。失敗したからとネガティブになる必要はなく、また明後日の目標を立てればいいだけ。実は人生って、そういう繰り返しでできている。そんなことに気づけたら、一喜一憂せずに穏やかに過ごせるのかもしれませんね。


少し難易度が高く見えるかもしれませんが、もしこちらの方法が気になる方は、詳しくは下記の本を読んでみるのがおすすめです。
「3行日記」を書くと、なぜ健康になれるのか?

いかがでしたでしょうか。まずは自分にできそうな方法から始めてみて、自分に合う方法を続けていけると良いですね。

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