季節の変わり目は体調を崩しやすい
秋から冬に変わりつつあるこの頃ですが、ずいぶん寒くなってきました。「季節の変わり目は体調を崩しやすい」なんてよく言いますよね。これは何も体だけではなく、心も同じだと言われています。
特に秋冬はメンタル不調に
冬の方が、心も不調になりやすい。メンタルを崩してしまったり、うつ病が悪化することも。まさにうつ病である私自身も、11月あたりから、少し気分が落ち込みがち?と感じています。
私の場合、そもそも寒いのが苦手。秋冬の季節には起きるのが億劫になり、外出する気がなくなってしまいます。これでは、ますますメンタルが不調になりますよね。
メンタル不調になりやすい原因とは
秋冬にメンタルが不安定になりやすいのは、日照時間が関係していると言われています。太陽の光を浴びられる時間が短い、ということです。
太陽の光を浴びると、体内でセロトニンという物質が生成されます。これは幸せホルモンとも言われ、気分を上げてくれる物質。逆に、セロトニン不足はうつ病の原因の一つではないか、とも言われているほどです。
つまり、夏に比べて冬は日光が少ないので、セロトニンが不足した状態になりやすい。その結果、メンタルに悪影響がある、というわけですね。
意識的に日光を浴びよう
日照時間が短い秋冬こそ、意識的に太陽の光を浴びる「日光浴」を心がけましょう。冬場は20分くらいは浴びれると良いようです。
寒いので外に出るのはちょっと嫌だな、という方。日が差し込んでくるのであれば、部屋の中でも構いませんよ。少しの間だけでもカーテンや窓を開けて、全身で日光を感じてみましょう。日光浴の効果については、よかったらこちらもご覧くださいね。
冬季うつ病という病気もある
あまり聞き慣れないかもしれませんが、冬季うつ病と呼ばれる精神疾患もあります。毎年秋冬にだけ、うつ病の症状が出てしまうようです。
通常のうつ病のように無気力、ネガティブになる他に、過眠・過食となる特徴があるそうです。仮眠については、夜だけでなく、日中も眠気が強くなる。過食については、チョコレートやパスタ、パンなどの糖質の多い物を過剰摂取してしまう。これは、冬に向けて栄養を蓄えていた人類の祖先の名残りではないか、とも言われています。
北欧など、季節によって日照時間に差が大きい国での発症が多いようです。日本で冬季うつ病になることは、稀だと言われています。とは言えこの冬季うつ病の存在からも分かる通り、やはり冬にメンタルを崩しやすいことは間違いないようです。
朝バナナでセロトニン増加がオススメ
ここまでを簡単にまとめます。
- 冬季は日照時間が短くなる。
- 日光浴不足でセロトニン不足になる。
- セロトニン不足でメンタルが不安定になる。
じゃあ対策としては、日光を浴びるしかないのか?天気の悪い日はどうするのか?実は、他にも方法はあります。トリプトファンという物質を多く含む食材を食べると、セロトニンが増加します。例えば豆腐やチーズなどを食べて、セロトニンを増やすことが可能なのです。
特に私のおすすめは、朝バナナを食べること。バナナは手軽に食べられるのが、何よりオススメです。私も毎朝実践していますよ。本当にこれだけで、不思議と気分が上がってくる感覚があります。
朝バナナの効果については、こちらの記事で解説しています。よかったら合わせてご覧くださいね。
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