精神科の薬は種類が多くて管理が大変
うつ病とパニック障害を治療中の私ですが、以下のような薬を処方して頂いてます。
- アルプラゾラム錠0.4mg 毎食後1錠
- セルトラリン錠50mg 夕食後2錠
- スルピリド錠50mg 夕食後1錠
- ルネスタ錠2mg 寝る前1錠
- ベンザリン錠2mg 寝る前1錠
朝、昼、夜、寝る前と合計8錠を服用しています。これだけでも、薬を探すのにも結構時間がかかります。飲み忘れや間違えのないよう、毎食後に薬の入った紙袋を確認しながら服用する。これが毎回ややストレスで、少し労力がかかるなーと感じていました。
ピルケースに整理するのも少し苦労
ピルケースに分けておく、というのも一つの解決法です。朝、昼、夜、寝る前と分けて収納、管理できるケースに入れておく方法ですね。例えばこんなケースでしょうか。
ピルケースも確かに便利なのですが、私にはピタッとハマらない感覚でした。私の場合、自分でケースに整理して収納するのが少し苦痛に感じてしまうのです。。
服用するタイミングごとにパックする「一包化(分包)」
もうひとつの解決法があることを知りました。それは、薬を種類別にパックするのではなく、服用するタイミングごとにパックしてもらう方法です。
薬局側で、朝・昼・夜・寝る前のタイミング毎に1袋にしてもらう。その上で薬を処方してもらう。
この方法ならば、ピルケースのように自分で分ける必要がなく、最初から分けた状態で処方してもらえるのです。これを「一包化(いっぽうか)」、あるいは「分包(ぶんぽう)」と呼ぶそうです。以下のような感じになります。
一包化(分包)の方法とメリット、デメリット
医師に相談すると「一包化(分包)」してもらえるように
薬局の判断だけでは一包化できず、必ず医師の指示が必要となります。そのため、まずは医師に相談してみましょう。私の場合は「薬の種類が多くて探すのが大変なんですけど」と言いましたが、はっきりと下記のように相談すれば良いでしょう。
「一包化(分包)で処方箋を出してもらうことはできませんか?」
薬の種類や数によってはできない場合もあるので、まずは相談してみると良いと思います。
一包化(分包)のメリット
探す手間がなくなる
私の場合、これが一番のメリットです。毎回数種類の薬の袋を全て確認しつつ、そのタイミングで飲むべきものを探していました。これが無くなったことで、精神的に楽になりました。
飲み忘れ・飲み間違い防止
何種類も薬があるので、飲み忘れや飲み間違いに気をつけていました。こっちは2錠だけどあっちは1錠で・・・といった注意をする必要がありました。しかし、一包化されていれば、この確認は不要です。夕食後に飲む分はひとつの袋に入っているので、それを服用すれば良い。すごく単純で簡単になりました。
一包化(分包)のデメリット
少し費用がかかる
薬局で薬を分けてくれるため、その分薬代に料金が上乗せされます。適用される保険の種類によっても異なるので、詳細は病院や薬局で確認すると良いでしょう。私の場合を例にとって、大体どのくらいかをご説明します。自立支援医療制度で医療費が1割負担の場合、7日分の処方で30円分上乗せされて支払うことになります。
細かく言うと32円なのですが、1円単位は四捨五入で切り捨てとなって30円となります。2週間であれば、32円×2=64円→四捨五入で60円加算される、といった感じです。
もう一度触れておきますが、これは自立支援医療制度を使って医療費1割負担の場合です。3割負担の方は、上記の3倍加算されるので注意しましょう。
私は7日分で30円なら高くないかなと思い、一包化してもらっています。これだけで薬の管理が楽になり、薬を飲み忘れたり間違えたりも減ると思えば、安いものだと考えてます。
いくつもの種類の薬を服用されている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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